3歳までのお子様
子供の乳歯は生後6か月ごろから生え始め、2歳6か月ぐらいにはすべての乳歯が生えそろいます。この時期は虫歯になりにくい時期ではありますが、食生活の状況や歯の生え方によっては虫歯になってしまう場合があります。また、お口の中を見る事で早期に発見できる病気もありますので、1歳6か月健診を過ぎたら定期的な受診を推奨しております。
- 1.保護者の方への栄養指導、
ブラッシング指導 -
子供の虫歯の一番の原因は食生活です。卒乳のタイミングはいつがいいか、どのような食べ物、食べ方が虫歯になりやすいか等ご説明させていただきます。
また、その子にあったブラッシングの方法等を説明させていただきます。
- 2.お口の中のチェックと
フッ素塗布 -
お口の中に虫歯がないか、生え方は問題ないか、上唇小帯等の軟組織に異常がないか等のチェックをし、フッ素塗布をいたします。
- 3.虫歯があった場合の治療法
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口を開け続ける事が難しい年齢のため、虫歯を削って治療する事はあまりしません。フッ素塗布で経過を見ますが、歯に穴があいて虫歯になりやすい状況になっている場合は手用器具で虫歯を除去し、フッ素徐放性のあるセメントを充填します。セメントは脱落しやすいため、2~3か月毎に来院していただき経過を見ます。
※この時期の一番の虫歯の原因は食生活等の生活環境です。まずは虫歯になりにくい環境を作る事が大切です。