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「どうせ抜ける乳歯なのに
なぜ虫歯治療が必要なの?」
と、以前患者様から質問を受けたことが
あります。
「痛みがなければ、そのうち大人の歯に
生え変わるし、そのままでも大丈夫。」
と思っている方もいるかもしれません。
乳歯の虫歯をそのままにすると
お子様の体の発達に影響がでますので
その影響を4つに分けてお伝えします!
乳歯の虫歯による影響
①十分な栄養が摂れない
乳歯が虫歯になり、痛みが出ると
物がしっかり噛めなくなります。
よく噛めないと、唾液がしっかり分泌されず
栄養の吸収が悪くなります。
②偏食の原因になる
虫歯になって、
痛みがでたり穴が空いてしまうと
固いものやしみるものを嫌うようになり
偏食の原因になります。
やわらかいものばかり食べていると
顎の発達に影響がでてくるので
早めに治療しましょう。
③永久歯の歯並びが悪くなる
虫歯できちんと噛めないことにより
顎がしっかり発達せず、永久歯の
並ぶスペースがなくなってしまいます。
狭いスペースに生えるため
本来の位置に並ぶことができず、
歯並びが悪くなります。
④永久歯の虫歯が多くなる
歯並びが悪い状態で生えた永久歯は
汚れを落としずらく、
磨き残しが多くなります。
これにより、永久歯が生えても
虫歯になりやすい環境に
なってしまうのです。
歯の健康は体の健康
乳歯を健康に保つことは
永久歯だけでなく、お子様の心身の成長の
ためにも重要なことです。
乳歯の虫歯になりやすい場所や
その予防法については過去のブログに
記載してありますのでこちらから
ご覧ください。
最後まで読んで下さり
ありがとうございました。
歯科衛生士 柳原